【国別比較】配偶者ビザの実務注意点 中国・韓国・台湾・タイ・フィリピン・ベトナム・ネパール・ロシア Country-Specific Practical Issues in Spouse Visa Applications


行政書士 永井国際法務事務所

VISA申請や帰化申請にまつわる内容を中心に連載形式のコラムです

このコラムの結論(Summary)

日本人との国際結婚で配偶者ビザ(在留資格「日本人の配偶者等」)を申請する場合、
国籍によって審査で確認されるポイントが異なることがあります。

主な違いは次のとおりです。

主な審査ポイント
中国公証書類・婚姻歴の整合性
韓国戸籍・家族関係証明書
台湾兵役制度・戸籍証明
タイ結婚手続きと独身証明
フィリピン婚姻歴・CENOMAR
ベトナム結婚登録証・家族登録
ネパール交際実体・海外送金
ロシア出生証明・翻訳書類

配偶者ビザの審査では、
結婚の実体・書類の整合性・交際経緯が重要になります。

配偶者ビザの審査基準や必要書類の基本については、
次の記事で詳しく解説しています。

👉 【保存版】配偶者ビザ完全ガイド|審査基準・必要書類・不許可リスク診断

🔰 やさしい日本語

外国人と結婚して、
日本で配偶者ビザを申請するときは、
国によって気をつけるポイントがあります。

例えば

中国
→ 公証書類

フィリピン
→ CENOMAR

台湾
→ 戸籍

ネパール
→ 交際の説明や送金

などです。

どの国でも、入管が確認するのは

  • 本当の結婚か
  • 書類が正しいか
  • 交際の内容

です。

配偶者ビザの基本は
こちらの記事で説明しています。

👉 【保存版】配偶者ビザ完全ガイド

🔷 English Summary

When applying for a Spouse Visa in Japan,
the immigration authorities may check different points depending on the nationality of the foreign spouse.

Typical examples include:

  • Chinese applicants: notarized documents
  • Filipino applicants: CENOMAR certificate
  • Korean applicants: family register documents
  • Taiwanese applicants: household registration records
  • Nepali applicants: relationship history and financial transfers

However, the most important factors are:

  • the authenticity of the marriage
  • consistency of documents
  • evidence of the relationship

For a full explanation of spouse visa requirements, see:

👉 Complete Guide to Spouse Visa in Japan


1. 国別の実務注意点

■ 中国人との結婚

中国では戸籍制度が日本と異なり、
公証書類が重要になります。

主な書類

  • 婚姻公証書
  • 出生公証書
  • 婚姻状況公証書

また、離婚歴がある場合は

  • 離婚証
  • 離婚公証書

などの整合性が確認されます。

👉【中国人特有】配偶者ビザの実務注意点

■韓国人との結婚

韓国では、次の書類が重要です。

主な書類

  • 家族関係証明書
  • 基本証明書
  • 婚姻関係証明書

これらの内容が一致していることが必要です。

👉 【韓国人特有】配偶者ビザの実務注意点

台湾人との結婚

台湾では、戸籍制度があります。

主な書類

  • 戸籍謄本
  • 婚姻証明書

男性の場合は、
兵役制度との関係が確認されることもあります。

【台湾人特有】配偶者ビザの実務注意点

タイ人との結婚

タイでは結婚手続きが複数の段階に分かれます。

主な書類

  • 婚姻登録証
  • 独身証明書

結婚手続きの順序が正しいことが重要です。

👉 【タイ人特有】配偶者ビザの実務注意点

フィリピン人との結婚

フィリピンでは、婚姻歴確認のために

CENOMAR(独身証明)

が重要になります。

また、離婚制度が基本的にないため、
婚姻歴の確認が慎重に行われます。

👉【フィリピン人特有】配偶者ビザの実務注意点

ベトナム人との結婚

ベトナムでは、次の書類が重要です。

主な書類

  • 結婚登録証
  • 家族登録簿

書類の翻訳と整合性が審査で確認されます。

👉 【ベトナム人特有】配偶者ビザの実務注意点

ネパール人との結婚

ネパール人との配偶者ビザ申請では、
交際実体の説明が重要になるケースがあります。

特に次のような点が確認されることがあります。

主な確認ポイント

  • 交際期間
  • 面会回数(渡航履歴)
  • 海外送金の有無

ネパール案件では、留学生や技能実習生として来日した後に結婚するケースも見られるため、
交際写真、渡航履歴、メッセージ履歴などの資料を整理して提出することが重要になります。

また、ネパールでは家族支援の文化から交際中に送金が行われることもあり、
送金の理由や交際経緯について説明を求められるケースがあります。

ネパール人との配偶者ビザ申請では、交際期間が短い場合や面会回数が少ない場合に、入管から交際実体について追加資料の提出を求められることがあります。

👉 【ネパール人特有】配偶者ビザの実務注意点

ロシア人との結婚

ロシアでは、次の書類が重要です。

主な書類

  • 出生証明書
  • 婚姻証明書

ロシア語書類の翻訳が必要になります。

👉 【ロシア人特有】配偶者ビザの実務注意点

2. 国籍が違っても審査の基本は同じ

配偶者ビザの審査では、国籍に関係なく
次の3つが重要です。

① 結婚の実体
② 書類の整合性
③ 日本での生活基盤

国別の違いはありますが、
審査の基本構造は共通しています。

配偶者ビザの審査基準については、
次の記事で詳しく解説しています。

👉 【保存版】配偶者ビザ完全ガイド

3. 配偶者ビザ申請で不安がある方へ

国際結婚では、次のような相談が多くあります。

  • 審査が厳しい国はあるのか
  • 交際期間が短い場合はどうなるのか
  • 再婚の場合はどうなるのか
  • 不許可になるケースは何か

配偶者ビザの審査では、
結婚の実体と書類の整合性が重要です。

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